月明かりの手引き
この書架のつくりかた
すべての主張に添える三つのラベル、何を出典とするか、同意と安全を先にすること、日本の文脈、手引きが書かないこと、そして誤りを知らせる方法。
三つのラベル
手引きのすべての主張は、三つのうちどれかの性格をもちます。研究(臨床や実験の研究に裏づけられ、出典を示すもの)、伝統(ある流れの中で伝えられ、その文献に記されてきたもの。その伝統が語るとおりに紹介します)、体験(合う人と合わない人がいるもの。約束ではなく、試す提案として)。三つを混ぜないのは、何をどこまで信じてよいかを、読む人が自分で決められるようにするためです。
何を出典とするか
系統的レビューと公的な指針をもっとも重く見て、次に臨床試験や大規模な調査、そして定評のある教科書や古典的な臨床研究。伝統については、その伝統自身の文献に当たります。宣伝や、出典をたどれない記事は使いません。数字は、できるかぎり元の研究から引いています。
同意と安全を先に
からだに触れる手引きは、すべて合意と止める合図から始まります。痛みは止まる合図です。衛生の決まりと、医師にかかるべきサインを、必要なところに書いています。
日本の文脈
法律や制度に関わるところは、日本の現状にもとづいて書いています。業としてのあん摩・マッサージ・指圧には国家資格が必要なこと、売春防止法、低用量ピルの処方、薬局で買える緊急避妊薬などです。費用は目安で、医療機関や時期によって変わります。
書かないこと
診断はしません。薬を処方せず、医師の代わりにもなりません。からだを傷つける方法は載せません。写真は使わず、図は線画だけです。未成年に関わる内容は扱いません。
医療の情報について
手引きは、私たちが参照できた情報にもとづく一般的な内容です。医療上の助言ではなく、医師の監修を受けていません。ご自身のからだ、健康、薬については、医師に相談してください。急な強い痛み、多量の出血、息苦しさなどがあるときは、すぐに医療機関へ。
つくりかた
日本語を先に書き、英語版を添えています。各手引きは要点と目次から始まり、図と表で補い、末尾に出典を置きます。手引きどうし、そして資料室の記事とは、互いにリンクでつながっています。
誤りを見つけたら
事実の誤りや、古くなった情報に気づいたら、お問い合わせから知らせてください。確かめて、直します。
読みもののお便り
週に二通。書いたもののなかから選んで、三篇と、一篇。売り込みはありません。