ラブ・デッドライン
Love Deadline
ストーリー
結末まで書いています。
結婚を望む5人の女性が男性たちと旅をする。求婚できるのは女性だけで、相手は旅の期限を告げられた男性に限られる。猶予は翌朝まで。
『ラブ デッドライン』は、ルールをひとつ逆さにした婚活リアリティだ。プロポーズできるのは女性だけ。ただし男性の旅には期限があり、前日の夜に突然終わりを告げられる。その男性と結婚したい女性は、翌朝までに彼のもとへ行かなければならない。これまで結婚を逃してきた5人の女性が、同じく結婚を望む男性たちと、沖縄から京都、琵琶湖、那須、北海道、そしてシンガポール発の豪華客船まで、最長30日の旅をする。男性が去るたびに、新しい男性が加わる。スタジオでは柴田英嗣、みちょぱ、鈴木奈々が見守る。
最初に旅の終わりを告げられたユウタは草原で待つが、誰も来ない。マッチングアプリで50人以上に会ってきたというヨガインストラクターのサキは、控えめな美容外科医のタカと心を通わせる。彼の期限が来た朝、サキはプロポーズする。タカは涙を浮かべ、答えはノーだと告げる。真剣に結婚に向き合う相手だからこそ、本心でない返事はできないと。相手に年収3千万円を求めていたシーちゃんは、人をお金で判断してはいけないと気づいていく。やがて意中のケイジロウがアンナと過ごしたいと打ち明けると、自ら旅を降りる。
初日の夜から、ファンド会社に勤めるケイちゃんは35歳の女優ノナに惹かれる。だがノナは、相手をしっかり見て決めたいと、ほかの男性とも向き合う。37歳のモデルで俳優のオカピーも彼女を想い続ける。シンガポールでケイちゃんに期限が告げられると、オカピーはもう少し一緒にいたいとノナに伝え、最後は「絶対大丈夫」と彼女を送り出す。翌朝、ノナはケイちゃんのもとへ行き、結婚を前提に付き合ってほしいと告げる。ケイちゃんは受け入れ、オカピーも旅を終える。ほかにプロポーズした女性はおらず、成立したのはこの一組だけだった。配信が始まるころには、ノナが改めて求めた彼からのプロポーズを経て、ふたりは入籍していた。
主な出演
柴田英嗣スタジオ出演
お笑いコンビ・アンタッチャブルのひとり。みちょぱ、鈴木奈々とともにスタジオで旅を見守る。
ノナ参加者
35歳の女優。相手をしっかり見て決めたいと迷い続け、期限の朝にケイちゃんのもとへ向かう。
ケイちゃん参加者
ファンド会社に勤める34歳。初日の夜からノナに惹かれ、彼女のプロポーズを受けて、のちに入籍する。
オカピー参加者
モデル、俳優、イベント運営を手がける37歳。最後までノナを想い、ケイちゃんのもとへ彼女を送り出す。
サキ参加者
27歳のヨガインストラクター。アプリで50人以上に会ってきた。この旅で最初にプロポーズした女性。
タカちゃん参加者
29歳の美容外科医。控えめで一途だが、本心から応えられないとして、サキのプロポーズを涙ながらに断る。
この作品が問いかけるもの
『ラブ デッドライン』は、番組自身がはっきり掲げる前提から始まる。選り好みしているうちに結婚を逃してきた女性たちへ、というものだ。発表資料は、日本の婚姻件数の減少と、女性たちが結婚しない理由を並べる。結婚願望のある男性が周りにいなかった、マッチングアプリを使ううちに条件が増えた、恋愛で傷つきたくない。番組は女性にだけプロポーズの権利を渡し、そのかわりに考える時間を奪う。映し出されるのは、選り好みへの教訓というより、時計に追われて決めることの重さだ。ノナはのちに、ふだんなら先延ばしにしていた決断をこのルールが迫ったと語り、それでもケイちゃんには改めて自分の言葉でプロポーズしてほしいと頼んだ。サキが真剣だったからこそ涙ながらに断ったタカの場面も、同じことを示している。期限は問いを突きつけても、答えは用意しない。