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Cinema 月明かりの映画館

上田と女が吠える夜

Ueda and the Women Who Howl at Night

2017–2026トーク・バラエティ日本

465作品の星図のなかで見る

ストーリー

結末まで書いています。

女性たちが男には言わないことを言う夜。聞き役は男一人。

『上田と女が吠える夜』は、2022年4月6日から毎週水曜夜9時に日本テレビで放送されているトークバラエティだ。冠に名前を掲げる司会は、くりぃむしちゅーの上田晋也。もとは同局『ニノさん』の企画「女が嫌いな女たち」で、2017年12月からは『女が女に怒る夜』の題で特番として放送された。掲げた看板は「女とは、女が許せない生き物である」。2021年10月の特番から、いまの題名になった。

毎回、テレビやお笑い、スポーツ、音楽の世界の女性たちがスタジオに集まり、ひとつのテーマについて本音を語る。多くは人のタイプだ。デリカシーがないヤツ、断れない女、一度地獄を見た女、推しに生かされているヤツ。彼女たちが次々に体験を語り、上田が話を回しながら鋭く突っ込む。レギュラーは大久保佳代子、いとうあさこ、若槻千夏、ファーストサマーウイカに、俳優で映像プロデューサーでもある女性を加えた5人で、毎回そのうち2、3人が出演する。いちばん出番が多いのは大久保だ。男性ゲストが1人、トークの「見届け人」として座る。新作のドラマや映画を抱えた俳優やアイドルが多い。

元日の特番や、同局の『24時間テレビ』の中の特別版も生まれた。2025年11月には一夜だけ男女を入れ替え、『大久保と男が吠える夜』として大久保が司会席に、上田が大久保の席に座り、男性たちが語った。毎週の放送は続いている。

主な出演

  • 上田晋也司会

    くりぃむしちゅーのツッコミ担当。番組の冠を背負い、女性たちのトークを回しながら突っ込む。

  • 大久保佳代子スタジオ出演

    オアシズのメンバー。レギュラーの中でもっとも出演が多く、2025年の男女逆転版では司会を務めた。

  • いとうあさこスタジオ出演

    お笑い芸人。2018年の第2回特番から加わった、5人のレギュラーの一人。

  • MEGUMIスタジオ出演

    俳優で映像プロデューサー。特番の第1回からのレギュラーだが、いまは年に数回の出演にとどまる。

  • 若槻千夏スタジオ出演

    バラエティタレントで、元グラビアモデル。2017年の第1回特番から出演している。

  • ファーストサマーウイカスタジオ出演

    歌手で俳優。2019年の特番から加わり、5人のレギュラーの一人になった。

この作品が問いかけるもの

『上田と女が吠える夜』の出発点には、立ち止まって考えたい前提がある。女は女を許せない、というものだ。番組は女どうしの対立という決まり文句を形式に変え、回を重ねるうちに、もっと広いものへと育てていった。テレビに出る女性たちが、礼儀や金銭感覚、恋愛、そして互いについて、苛立ちを薄めずに口にするスタジオだ。けれども画面には必ず男性がいる。話を回す男性の司会者と、それを「見届ける」男性ゲスト。そのおかげで語りが自由になるのか、それとも彼のための芝居になるのか。番組は毎週、その問いを抱えている。2025年の一夜限りの男女逆転版は、男性が語り女性が司会席に座ることで、その構図を裏返して見せた。