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Cinema 月明かりの映画館

セブンルール

7 Rules

2017–2023ドキュメンタリー日本

465作品の星図のなかで見る

ストーリー

結末まで書いています。

働く女性一人の“7つのルール”。

『セブンルール』は、関西テレビとイースト・ファクトリーが共同で制作し、フジテレビ系列で2017年4月18日から2023年3月28日まで、毎週火曜夜11時に放送された30分のドキュメンタリーバラエティだ。毎回、さまざまな分野で働く女性一人に密着し、彼女がいつもしていること、つまり「ルール」を七つ見つけ出し、なぜそれにこだわるのかを掘り下げる。『テラスハウス』も手がけたプロデューサーの松本彩夏は、有名な人だけでなく、まだ道の途中にいる人を紹介したい、きらきらした写真の裏にある歯を食いしばる日々も伝えたいと語っている。

初回はダンサーの菅原小春。その後も、ハーバードを熱狂させた若い歴史学者、ベルリンで暮らすピアニスト、会社員のプロボクサー、江戸風鈴の四代目職人、親方のもとで一人前を目指す家具職人、ドクターヘリの救急医、不動産の相談役も務める歌舞伎町のキャバクラ嬢、モデルの紗栄子、俳優の今田美桜らを追った。スタジオでは、芥川賞作家の本谷有希子、俳優の青木崇高、オードリーの若林正恭、そして俳優でタレントの女性の4人が映像を見ながら、そのルールについて、また自分自身のルールについて語り合った。2020年6月に若林が卒業し、クリープハイプの尾崎世界観と、歌手で俳優の長濱ねるが加わった。ナレーションは2019年、ロックバンドのボーカル角舘健悟から声優の小野賢章に替わった。

丸6年、283人、1900を超えるルール。枠が連続ドラマ枠に変わるのに伴って、番組は幕を閉じた。最終回は、スタジオの面々が「その後が気になる」と選んだ6人に再び密着した。その中には、番組史上最高齢の、大阪でお好み焼き店を営む女性もいた。2024年9月には、関西ローカルで2夜連続の復活特番が放送された。

主な出演

  • YOU司会

    俳優でタレント。番組の最初から最後までスタジオに座り、女性たちのルールに反応する。

  • 本谷有希子司会

    芥川賞作家で劇作家。この番組がバラエティ初のレギュラーとなった。

  • 青木崇高司会

    俳優。放送開始時からのスタジオの一員として、女性たちの映像を見つめる。

  • 若林正恭司会

    お笑いコンビ、オードリーのメンバー。初回から2020年6月の卒業までスタジオに座った。

  • 尾崎世界観司会

    ロックバンド、クリープハイプのボーカル。2020年7月からスタジオに加わった。

  • 長濱ねる司会

    歌手で俳優。欅坂46を卒業後、初めてのレギュラー番組として2020年7月から加わった。

この作品が問いかけるもの

『セブンルール』は、女性がどう働き、どう暮らしを組み立てていくのかという問いを毎週30分の番組にし、それに演説ではなく、小さく具体的な習慣で答えた。6年間で283人。職人や医師から、ダンサー、歌舞伎町のキャバクラ嬢まで、その多くは有名ではない。プロデューサーは、そこにこそ狙いがあったと語る。まだ途中にいる人を映すこと。きらきらした写真の裏の、歯を食いしばる地味な日々も輝きの一部だと伝えること。四角く切り取られた完璧な暮らしを見慣れた人に、番組は編集されていない真ん中を差し出した。見知らぬ誰かのルールと自分のルールについて、スタジオの4人が毎週語り合う。その姿が、番組の静かな問いを開いたままにする。ルールとは女性が自分で選んだ自由なのか。それとも、自分を測るもう一つの物差しなのか。