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Cinema 月明かりの映画館

オフライン ラブ

Offline Love

2025リアリティ日本

465作品の星図のなかで見る

ストーリー

結末まで書いています。

スマホもSNSも手放し、南仏ニースで10日間。偶然と手紙だけで相手と向き合う恋愛リアリティ。

『オフライン ラブ』は、顔も名前も知らない男女10人が、スマートフォンをはじめすべてのデジタル機器を手放し、ガイドブック一冊を手に南仏ニースで10日間を過ごす恋愛リアリティだ。連絡の手段はない。街で偶然すれ違うか、レターラウンジ「メゾン・マルゴー」に手紙を預けるか。全員が顔をそろえるまでは、同じガイドブックを持っていることだけが仲間の目印になる。3日目の夜に初めて全員が集まると、丸一日のデートに誘える「ウィッシュレター」が配られる。前日に本人に手渡したときだけ有効だ。スタジオでは小泉今日子と令和ロマンが見守る。

最年少、20歳のミミは、初日に海で大学生でモデルのショウと出会い、ほどなくダンサーのアルとも出会う。ショウとウィッシュレターの日付が重なり、彼に勧められて、ほとんど話したことのない元水球日本代表のアツシを誘う。一日をともにしたミミは一気に惹かれ、アルとのデートから遅く戻った夜、ホテルで待っていたアツシの姿に泣き出す。ショウはブランドプロデューサーのカナカを誘い、ふたりは残りの日々を毎日一緒に過ごす。心が動く恋をしたことがないという俳優のナナミは、まだ顔も知らない芸人のケンスケを手紙でデートに誘う。ケンスケは最後まで彼女しか見ない。俳優でモデルのユウダイもナナミをサイクリングに誘い、最後まで想いを寄せる。交際経験のない俳優のトウコは、そのユウダイにひと目惚れする。

最終日、それぞれが「ラストレター」に待ち合わせの場所を書き、そこで相手を待つ。ケンスケとユウダイの両方から手紙を受け取ったナナミは、ケンスケのもとへ向かい、ふたりは恋人になる。アツシとミミ、ショウとカナカも、ともに旅を終える。トウコはユウダイを待つが、彼は来ない。ミミへの想いが届かずマホに向き合ったアルも、彼女を待つ。マホはただひとり、誰にも最後の手紙を書かなかった。2026年5月、ケンスケはコンビのラジオ番組で、ナナミと別れたことを報告した。

主な出演

  • 小泉今日子司会

    恋愛リアリティの司会はこれが初めて。携帯のない時代に恋をした世代として、令和ロマンとともに旅を見守る。

  • 朝日ななみ参加者

    ナナミ。心が動く恋をしたことがないという25歳の俳優。最終日まで、ケンスケとユウダイの両方に想いを寄せられる。

  • 面髙ケンスケ参加者

    ケンスケ。24歳のお笑い芸人。会う前にナナミから手紙で誘われ、最後まで彼女ひとりを見続ける。

  • 美海参加者

    ミミ。最年少の20歳。初日に海でショウと出会い、旅の終わりにはアツシとともにいる。

  • 荒井陸参加者

    アツシ。元水球日本代表の30歳。誰よりも運命を信じ、ホテルでミミの帰りを待つ。

  • 朝井瞳子参加者

    トウコ。交際経験のない24歳の俳優。ユウダイにひと目惚れし、最終日も彼を待ち続ける。

この作品が問いかけるもの

『オフライン ラブ』が取り去るのは、いまや人と見知らぬ誰かのあいだに必ず挟まっている一台の端末だ。地図も通知もプロフィールもないまま、10人の大人は同じ通りを歩き、手紙を書き、相手が来るかどうかもわからない場所で待つしかない。アプリが出会う相手を決めるようになる前の恋とは、どんなものだったのか。偶然はいまも運命に変わりうるのか。米タイム誌の評者は、必要だと思い込んでいたものを手放したとき人に何が起きるかを見せる番組だと書き、英語圏の批評でも心なごむ作品として迎えられた。けれど番組は、昔ながらのやり方の代償も隠さない。送るメッセージを持たないトウコは、約束の場所に立ち、来ない相手を待つことしかできない。番組はその待ち時間を、縮めずに映す。