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Cinema 月明かりの映画館

愛は、365の日々で

365 Days

2020–2022映画ポーランド

465作品の星図のなかで見る

ストーリー

結末まで書いています。

マフィアが女を誘拐し、恋に落ちるまで1年を与える。Netflixに削除を求める署名運動が起きた。続編2022。

シチリアのマフィアの跡取りマッシモ・トリチェリは、浜辺でひとりの若い女性を目にした直後、敵対する密売人たちに父とともに撃たれる。父は命を落とし、生き延びたマッシモは、傷を負って横たわるあいだ彼女のことばかり考えていた。5年後、一家の首領となった彼は、今も彼女を探し続けている。彼女はワルシャワに住むラウラ・ビエル。恋人マルティンとの関係に満たされずにいる。誕生日をマルティンとシチリアで過ごそうとやって来たラウラを、マッシモは誘拐させる。

屋敷で自分の過去を語ったマッシモは、自分を愛するようになるまで365日を与えると告げる。同意なしには触れないと約束しながら、彼は身体的にも性的にも彼女に攻撃的にふるまう。ベッドに手錠でつなぎ、ほかの女性との行為を見せつけ、レイプすると脅したうえで思いとどまる。クラブでラウラが敵対する一家の男と戯れ、体をまさぐられると、マッシモは男の手を撃ち、一家どうしの抗争を引き起こし、その責めを彼女に負わせる。ヨットの上で言い争ううちに、ラウラは海に落ちる。飛びこんで彼女を救ったマッシモは、失うのが怖かったと打ち明け、ラウラは自分が彼を愛していると気づく。ふたりは結ばれる。

仮面舞踏会では、マッシモがラウラを見つけて捨てた女性アンナが、ラウラを脅す。マッシモはラウラをワルシャワへ帰し、あとで行くと約束する。何日も連絡のないまま待つ彼女は、親友オルガと遊びに出かけ、復縁を迫るマルティンに出くわす。部屋ではマッシモが待っていた。その体には抗争の傷が刻まれている。翌朝、彼が求婚し、ラウラは受け入れる。ただし、仕事のことは両親には伏せてほしいと頼む。

シチリアに戻ったふたりは結婚式の準備を進める。家族は呼べず、招かれるのはオルガだけだ。ラウラはオルガに妊娠を打ち明け、マッシモに伝えるよう促される。だがその前に、敵の一家がラウラを殺そうとしているという密告が入る。ラウラの車はトンネルに入ったまま、反対側から出てこない。通話が途切れ、マッシモは崩れ落ちる。彼女の運命は続編に持ち越される。

主な出演

  • アンナ=マリア・シエクルッカラウラ・ビエル役

    ワルシャワの若い女性。恋人との関係に満たされず、シチリアでマフィアの首領に誘拐され、囚われる。

    ラウラ・ビエルの物語

    恋人マルティンとの誕生日のシチリア旅行で、ラウラは誘拐される。5年間彼女を探してきたマフィアの首領マッシモ・トリチェリは、自分を愛するまで365日を与えると告げる。同意なしには触れないと約束しながら、彼女をベッドに手錠でつなぎ、ほかの女性との行為を見せつけ、レイプすると脅す。ラウラは彼を挑発し、クラブで敵の一家の男と戯れ、始まった抗争の責めを負わされる。ヨットから落ちて彼に救われると、彼を愛していると気づき、ふたりは結ばれる。ワルシャワに帰されて何日も連絡を待つと、部屋で彼が待っていて、求婚を受け入れる。妊娠を告げる前に、彼女の車はトンネルに入ったまま、反対側から出てこない。

  • ミケーレ・モローネマッシモ・トリチェリ役

    シチリアの犯罪一家の首領。一度見かけた女性に何年も執着し、自分を愛させるために彼女を誘拐する。

    マッシモ・トリチェリの物語

    マッシモ・トリチェリは浜辺でラウラを目にした直後、敵の密売人たちに父とともに撃たれる。父は死に、傷を負った彼の頭には彼女のことしかない。5年後、一家の首領となった彼は彼女を誘拐させ、自分を愛するまで365日を与える。同意なしには触れないと約束しながら、手錠でつなぎ、ほかの女性との行為を見せつけ、レイプすると脅して思いとどまる。敵の一家の男が彼女の体をまさぐると、男の手を撃って抗争を招き、その責めを彼女に負わせる。ヨットから落ちた彼女を飛びこんで救い、失うのが怖かったと打ち明ける。抗争の傷を負ってワルシャワに現れ、求婚する。彼女の車がトンネルに消え、通話が途切れると、彼は崩れ落ちる。

  • マグダレナ・ランパルスカオルガ役

    ワルシャワに住むラウラの親友。ラウラの以前の暮らしから、ただひとり結婚式に招かれる。

  • オタル・サラリゼドメニコ役

    マッシモの部下のひとり。ラウラの世話をし、帰国させられる彼女を安心させようとする。

  • ブロニスワフ・ヴロツワフスキマリオ役

    マッシモの年長の側近。敵対する一家の脅威が高まっていくのを見張っている。

この作品が問いかけるもの

『愛は、365の日々で』は、誘拐を恋愛として差し出す。男が女を連れ去り、監禁し、レイプすると脅す。そして映画は、彼女が彼を愛するようになることを幸せな結末として描く。批評家たちは誘拐とレイプを美化していると非難し、批評集積サイトでの支持率は極めてまれな0パーセントだった。歌手のダフィーはネットフリックスの経営トップにあてて、性暴力を魅力的に見せていると書き送り、配信停止を求める署名運動も起きた。それでも2020年の夏、この映画は多くの国で最も観られた作品のひとつとなり、アメリカでは10日間、配信映画の首位に立った。批評家が見たものと観客が選んだもののあいだの、この隔たりこそが本当の主題だ。選ばれ、圧倒されたいという空想が持ち続ける引力。そして強制を献身に見せかける物語が、何を傷つけるのか。