ホットガールズ・ウォンテッド
Hot Girls Wanted
ストーリー
結末まで書いています。
求人広告でアマチュアポルノに入る18歳たち。続編シリーズ『Turned On』(2017)がレンズを広げた。
『ホットガールズ・ウォンテッド』は、ジル・バウアーとロナ・グラダスが監督し、ラシダ・ジョーンズが製作に加わったドキュメンタリーだ。業界で「プロ・アマチュア」と呼ばれるポルノの世界に入った若い女性たちの、最初の数か月を追う。23歳のライリー・レイノルズは、ノース・マイアミ・ビーチの一軒家でエージェンシーを営んでいる。求人サイトに、航空券と住まいを無料で用意すると広告を出すと、応じてくるのはたいてい小さな町の18歳か19歳の女の子たちだ。「毎日、新しい女の子が18歳になる」と彼は言う。数日のうちに芸名とツイッターのアカウントができ、1本およそ800ドルの撮影が入る。
映画の中心にいるのは、テキサス出身の19歳、元チアリーダーのトレッサだ。胸を躍らせてやってきた彼女と同じ家には、イリノイ州から来た18歳のレイチェル、ネットに裸の写真を載せていた延長で本格的な撮影に進んだ19歳のミシェル、そして25歳でいちばんの古株のジェイドがいる。クリスマスにテキサスへ帰ったトレッサは、娘がマイアミで何をしているのか知らない父親と狩りに出かける。
輝きはすぐに褪せる。サイトが求めるのは新しい顔で、ほとんどの女性は3か月ももたない。数本撮り終えると、回ってくるのは「ニッチ」な仕事、つまり虐待や屈辱を演じさせる撮影になる。映画は露骨な映像を見せずに、その撮影の現場を映す。「きみの体だから」と言っていた恋人のケンドールは、この仕事と売春はどう違うのかと問い始め、痛みを伴う感染症が体への負担をはっきりさせる。4か月で稼いだ2万5千ドルのうち、手元に残ったのは2千ドルだった。母親とケンドールに両側からやめてほしいと懇願され、なかなか踏ん切りがつかなかった彼女も、しぶしぶ引退を受け入れる。それでも電話ではライリーに、好きなように過ごせた自由が恋しいとこぼす。父親にも打ち明け、アーリントンでケンドールと暮らしながら普通の仕事を探すつもりだ。そのケンドールの隣で、「あの身勝手を4か月ほど楽しんだ。それで十分だった」と語る。仕事に疑問を抱き始めていたレイチェルも、最後には業界を離れている。
主な出演
この作品が問いかけるもの
『ホットガールズ・ウォンテッド』が問うのは、18歳にとって「選択」とは何か、だ。出てくる女性たちは成人で、自ら望んでこの世界に入り、仕事で力を得た気がすると語る人もいる。映画は、その選択がどれほど早く、金と、若さを何より重んじる市場と、故郷の町に必ず知られてしまうネットによって形づくられていくかを映す。いちばん鋭い主題は、時間のなかの同意だ。最初の週に同意したことと、3か月目に押し流されていく先は同じではない。ライリーと彼の抱える出演者二人は最悪の例ばかりを取り上げていると言い、性産業で働く人々はプライバシーの侵害だと批判し、論調が煽情的だと評する批評家もいた。監督たちはサンダンスでの上映後、賛成でも反対でもない映画だと明確にするため再編集した。残るのは、高揚が消えていくトレッサの表情だ。